歯と顎のバランスを考えた上で、患者様に適した顎の大きさに調整(拡大)することで歯を抜かずに矯正をおこなうことができます。その人がもっている本来の噛みやすい位置に歯が落ち着くよう、矯正治療中に「よく噛んでください」とお願いしているのですが、SH療法は単に矯正するだけでなく、噛むことの大切さを理解していただくことを基本にしています。
ただ単に歯を並べるための顎拡大ではありません。
SH療法は取り外し式矯正装置を使い、お口の中の歯の土台の部分を広げてスペースを作り歯を並べていくのですが、この療法はお口の形態変化、歯並び改善に止まらない。お口の形態を本来の形に変える事で本来の口腔機能が発揮できるようにする。すると、全身的機能の改善にも繋がることが解ってきました。
・顎関節症(アゴがガクガクする)
・口が大きく開けられない
・食事中でアゴが痛くなる
・睡眠時無呼吸症候群
・顎が狭いことで鼻づまりがある
・発音がうまくできない
・噛み合わせが悪いために起こる頭痛、肩こり
・歯周病、虫歯の予防
治療を始める時期は、大人はいつでも問題ございませんが、お子さんの場合、
8歳(顎前歯4本が生え揃った時期)ぐらいから始めることをお勧めしています。
装着時間や治療開始時期にもよりますが、基本的には平均3〜4年。
状況によって異なりますが、5年以上かかるケースもございます。
赤枠の中にバネが入っており、バネを留めたネジを外すことでバネの力が自動で横にかかります。
左右のネジの数を変えてその差を利用することで、横幅の調整をおこないます。
神戸,東灘区,西宮,芦屋にある非抜歯矯正にこだわりをもった矯正歯科。『歯を抜かない矯正COM』